バラストを敷く

バラストを敷く

バラスト ジオラマ

線路のバラストを敷きます。
バラストとは、線路の周囲に敷かれている砂利のことで、車輌が走行すると発生する音と荷重を吸収し、分散させる役割をします。
この全体の構造を道床といい、砂利そのものはバラストまたはバラスと呼ばれます。
鉄道模型の線路は道床までが再現されたものが主流ですが、実物と同じようなボリュームで再現した方が実感的です。

手順

バラスト 鉄道模型 乾燥するまでバラストを敷くときは、スプーンですくってバラストの盛り具合を調整しながら少しずつ撒きます。
バラストは、両端を少し盛り上げるように調整すると実感的になり、バラスとの接着にはボンド水溶液を使います。
水溶液をスポイトを使いバラストにしみ込ませ、レール付近をなぞるようにしみ込ませると全体にうまく行き渡ります。
ゆっくりしみ込ませようとすると、水滴になり、バラストが玉状になってしまいます。
この場合はボンド水溶液に中性洗剤を入れると解消されます。
全体にしみ込んだら乾燥するのを待ち、完全に乾は丸一日かかりますので、ほこりやパウダー類が飛散しないように注意してください。
ポイント部分に撒いたバラストにボンド水溶液を垂らすと、駆動部分に流れ込んでポイントが壊れてしまいます。
ポイントの駆動部分を保護しましょう。