山を作る

山を作る

山 ジオラマ

ジオラマの山を作るにはさまざまな方法があります。昔から使われている一般的な方法は、新聞紙や発泡スチロールなどで大まかな山の形を作り、それをプラスターなどでおおい山とする方法です。
プラスターは紙に浸して貼り重ねていましたが、今ではあらかじめプラスターを塗布した製品も販売されています。プラスタークロスはガーゼ状の布素材です。長い1本のロールになっていてあらかじめハサミで適当な大きさに切っておきます。
山の起伏を表現する芯材は新聞を丸めたものを使用し、プラスターが固まるまでの支えなのでぎゅっと固めず丸めるだけで良いです。心材を紙テープなどでベースになる板などに固定しジオラマのふちになる部分はあらかじめ発砲スチロール板やベニヤ板などで稜線を作っておきます。
カットしたプラスタークロスを水に浸し全体に濡れたら貼っていきます。プラスタークロスは1枚だけでは強度不足なので2~3枚を張り重ねていきます。

骨組みの作り方

小さな起伏は丸めた新聞紙だけで表現できますが、山が大きくなると新聞紙だけでは対応しにくくなります。
そのような時は様々な材料を工夫し使います。

■ペットボトルを使う
簡単に嵩を増やすにはペットボトルが軽く強度もあるので便利です。
ペットボトルをベース材に固定し大きさが合わなければ切断する。
自然な地形にするため新聞紙で形を整える。

■ダンボールを使う
ダンボールを1~2cm幅のテープ状に切っておく。
テープ状に切ったダンボール紙を、木工用ボンドやクールガンを使いジオラマに固定し格子に組み合わせていき交差する部分は紙テープなどで固定すると強度がでます。

■発砲スチロールを使う
発泡スチロールを木工用ボンドなどで貼り付ける。
発砲スチロールの成形はラフでかまいませんが、角は極力落とすようにします。

山を加工する