地表・草木

地表・草木

ジオラマ 地表に土や草木を表現するジオラマ素材は、鉄道模型用として各社から発売されています。
ジオラマ素材は、大きく分けて砂系の素材とスポンジ系の素材の2種類に分類されます。
これらの素材の色や質感、特性をうまく使い、地表の土や植物を表現していきます。

地表・草木を表現する素材

■草を表現する フォーリッジ
スポンジを粉末にして着色したもので、密集感が演出できます。線路際の雑草や樹木にまぶして使います。
色は緑系の濃淡、枯れた茶系の濃淡色があります。

■草・土を表現する ターフ
フォーリッジをさらに粉末にしたパウダー状のスポンジ素材。雑草や岩肌に付く苔の表現などに使えます。
色は緑系の濃淡、枯れた茶系の濃淡色があります。

■砂利道を表現する バラスト
線路に撒くバラストですが、砂利道や工事現場などにも幅広く使えます。
色はグレー系の濃淡、茶系の濃淡色があり、ブレンドして使うことも出来ます。

■樹木を表現する フォーリッジクラスター
粉末のスポンジを固形にしたもので、密集感が演出できます。遠景の樹木や庭の植え込み、垣根などに使います。
色は緑系の濃淡と紅葉系の色があります。

■樹木を表現する ファインリーフフォーリッジ
ドライフラワーにフォーリッジをまぶした非常に繊細な素材です。
天然素材だけあって枝ぶりも非常にリアルなので、ジオラマ上でも近景、特に目立つ場所に使うと効果的です。ただし繊細ゆえに破損しやすいので注意が必要です。

■樹木を表現する トミーテック ザ・樹木シリーズ
プラスチック成型の樹木本体にフォーリッジを接着して作る樹木キット。
ジオラマ素材で唯一、桜や竹など、特徴ある植物の種類を特定することができます。完成すればリアルなので主に近景用です。