LED照明

LED照明

鉄道模型のジオラマ

近年、電車の照明灯にも使われるようになったLEDは、ほとんど発熱せず、寿命は半永久的。
面倒なメンテナンスはほとんど不要で、この便利なLEDは鉄道模型の照明に利用されるようになりました。
夜景シーンは、車両のヘッドライトやテールライト、室内灯の点灯。
ジオラマにある道路の街灯や建物の明かりが付いて、リアルな風景になります。
電球は360度の全方向に光がまわりますが、LEDでは照射角が15~30度程度と狭く、側面から見るとかなり暗くなってしまいます。
そのため、電球のかわりに使うには、ちょっとした工夫が必要です。
簡単に照射角を広げるなら、LEDにかぶせるキャップがあります。
これを装着することで周囲も明るくなります。
ただし、光量は落ちてしまいます。
建物に組み込む場合、天井から床を照らすように設置するのではなく、床から真上に照射し、天井にアルミホイルなどの反射板を付けるのがおすすめです。
アルミホイルをくしゃくしゃにしておくと、乱反射により建物も内部全体に光がまわります。
これならキャップをかぶせる必要がなく、さらに屋根から光源が透ける事もなくなります。
また窓ガラスなどの内側にトレーシングペーパーなど薄手の紙を貼るのも効果的です。