線路の表現

線路の表現

鉄道模型のジオラマ

鉄道模型ジオラマは、レールの表現方法だけで、リアルな情景を表現できます。

表現方法

■レールの側面を茶色に塗る
鉄道模型の線路はレール全体が金属の素材色のままとなっており、実物の側面が茶色く錆びたレールとは印象が異なります。
そこでレール側面を茶色で塗装しましょう。
ペンタイプのポスターカラーを塗装に使用します。
筆塗りも可能ですが、ペンの方が手軽に短時間で塗ることができ便利です。
レールの天面は車輪との摩擦の為、金属面が現れています。
乾燥後に1000番程度の目の細かいサンドペーパーで磨いてインクを落としておきましょう。
ポイントに塗装をする場合、塗装でポイントを壊さないため可動部分に塗料を塗ったら、その部分が乾くまで何度も可動させましょう。
ポイントのノーズレール部分を塗装する時は、塗料で本線レールとノーズレールがくっつかないように、時々方向転換して対処しましょう。

■線路脇の草木の表現
線路脇には保線作業などの通路として犬走りと呼ばれる通路があります。
バラスとの外側に茶色系のターフで表現します。
犬走りの外側には雑草が生い茂っている場合が多いので、緑系のフォーリッジで草を表現します。
ターフやフォーリッジといったパウダー状の素材の接着にも、バラストと同様ボンド水溶液を使用しましょう。

技法