線路周りのアクセサリー

線路周りのアクセサリー

標識 ジオラマ

線路周りには様々な標識が立っています。
こうした標識をジオラマでも表現すると、線路周りの精密感がぐっと増します。
標識にはそれぞれ意味があり、取り付ける場所も決まっています。
標識の意味通り正角に取付けるのも基本です。

標識

■汽笛吹鳴警標
トンネルやカーブの先に踏切があるような場所に多く見られます。
地形その他の関係により地上から列車の接近が見にくいようなところでは、汽笛吹鳴警標を設置し、運転士はこの位置で注意汽笛を鳴らします。

■距離標
線路の基点からの距離を示す標識で、下り線の左側に設置。
1kmごとに建てる甲号、500mごとに建てる乙号、100mごとに建てる小さな標もあります。

■勾配標
線路の勾配を示す標識で、変化地点の左側に配置。
勾配は千分率の数字で表示され、黒い腕を基準に下を向けば下り、上を向けば上り勾配となります。Lは水平。

■ATS地上子
ATSとは列車の安全運行をまもる自動電車停止装置です。線路間には地上設備が設置されています。

■ATS確認標
ATS(自動列車停止装置)を搭載していても、作動しなくては、安全は守れません。この位置で動作確認をします。

■列車速度標
列車速度を示す標識。数字は時速キロで、列車の種類によって速度が異なるときは複数建っています。

■停車駅接近標
停車駅が近付いて来たことを知らせる標識。大きな駅ならともかく、ローカル線の仮乗降場などには欠かせない標識です。

■車止め接近標
線路の終端部が近付いたことを予め警告する標識。終着駅の構内はずれ、または側線などに設置されています。

■一旦停止線
機関区から本線や駅構内に出る分岐などに設けられています。道路の一旦停止と同じ意味です。

■列車停止目標
列車の停止位置を示す標識。異なった長さの編成が止まる駅では、複数本立つこともあります。

■列車速度制限解除標
線路の状態によって列車の速度制限を受けたとき本来の速度に上げても良い場所に設置します。

■列車速度制限標
ポイントや曲線などの制約によって列車の速度を制限するときに立てる標識。数字は時速キロ。

■列車停止標識 車輌停止標識
終着駅で列車の停止位置を示したり、構内入れ替え運転で車輌の停止位置を示す標識。