岩肌
地面と岩肌として露出する部分の表面を仕上げます。プラスターを塗り重ねるとうまく固まらないことがあるので、霧吹き器で湿り気を与えておき刷毛で水と混ぜて溶いたプラスターを塗っていきます。
塗ったプラスターが硬化しないうちに歯ブラシなどで表面を荒らし、撫でる場合は線をそろえます。
表面を荒らす方法としてプラスター粉を茶こしに入れて撒くのもいいです。
トンネル
トンネルから顔を出す列車は、鉄道模型のジオラマでは魅力的な情景のひとつです。トンネルによって線路が隠れるので、ジオラマに奥行を与えます。
山を作ったらぜひトンネルも作りましょう。
トンネルの出入口に使用するトンネルポータルを塗装します。
つや消しの灰色で塗装し、その後、薄く溶いたエナメルつや消しの黒で墨入れを行うと、彫が強調されぐっと雰囲気が出てきます。
単純にトンネルポータルだけ設置すると山の内側などが見えてしまい雰囲気が崩れます。
黒い紙を丸め最低でも10cm程度の内壁をつくっておきましょう。
トンネル内の線路脇も黒い紙テープなどで、処理します。
トンネルポータルを木工用ボンドなどで固定し壁・周囲の地形とうまくなじませましょう。